研究内容
第I期事業(平成14〜18年度)の成果
「次世代の産業・医療を支える超視覚イメージング技術の研究開発」に焦点をあて、大学の先端技術シーズと地域企業等の高度な技術開発力を結集し、“賢く撮ってやさしくみせる技術”をコンセプトに今後の快適な社会生活を支える下記3分野の研究開発を進め、成果の事業化20件、特許出願254件(うち海外72件)などの成果をあげました。現在も地域企業による事業化・製品化が進行中です。
機能集積イメージングデバイス開発
これまで実現し得なかった広いダイナミックレンジ、高速撮像、距離画像などの必要な画像情報を取得する次世代イメージングデバイスを開発しました。
1 広ダイナミックレンジCMOSイメージセンサとカメラ
2 TOF(Time Of Flight)距離画像センサとカメラ
3 高速度イメージセンサとカメラ
4 サラウンドビジョンシステム
5 車載用眠気検知装置
2 TOF(Time Of Flight)距離画像センサとカメラ
3 高速度イメージセンサとカメラ
4 サラウンドビジョンシステム
5 車載用眠気検知装置
医療用イメージングシステム開発
今後の高度医療・診断等を支える高い機能をもつ細胞観察顕微鏡システム、手術を補助する手術ナビゲーションシステム(次ページ・事業化に向けた成果事例1)、医学診断等に不可欠な色を忠実に取得して遠隔地で忠実な色を高忠実に再現できるイメージングシステム(次ページ・事業化に向けた成果事例2)等を開発しました。
ファイバー結合式共焦点顕微鏡
高忠実度色再現用動画カメラおよび液晶ディスプレイ
色忠実・超高解像度単板式静止画カメラ
計測目盛付き内視鏡
X線・ガンマ線固体イメージングデバイス開発
非破壊検査やX線CT向けの高いエネルギーの放射線に対応したカメラデバイス等の開発を行い、物質を構成している元素も識別できるX線カメラを商品化しました。
エネルギー弁別型64chCdTe 放射線ラインセンサ