事業概要
ドイツ・テューリンゲン州イエナ地域との産業交流
「世界に通じる、世界が注目するオプトロニクスクラスター」の創成に向けて、国内外他地域との広域産学官連携を推進しています。
特に、世界的光学機器メーカーが集積するドイツ・イエナ地域との連携については、独立行政法人日本貿易振興機構(以下ジェトロ)の支援を受け、経済産業省「地域企業立地促進等事業費補助金(地域中小企業販路開拓支援事業)」を活用し相互の技術(強み)を融合する相補完的なWIN-WIN連携を目指し、産業交流を進めています。
イエナ地域の特徴
- Carl Zeiss Jena社、Jenoptik社 等 世界的光学機器メーカーの集積地である。
- 大学(フリードリッヒ・シラー大学、イエナ応用科学大学等)、公設試(フラウンホーファー研究所、イエナ光子技術研究所等)、 企業による産学連携が盛んな地域である。
- イエナ地域という地理的範囲内でのオープンイノベーションにより、企業規模に囚われないネットワークが形成されている。
平成18年度から開始した連携の成果として、平成20年10月には、テューリンゲン州首相をはじめ、イエナ地域企業が浜松を訪れ、共同による新製品・新技術の開発等、連携をより一層深めることを目的に『日独オプトロニクスシンポジウム』を開催し、平成23年3月には、両地域の大学、研究機関、企業の情報を共有する事を目的に「テューリンゲン州−浜松オプトロニクスシンポジウム2011」を開催しました。 |
また、この国境を越えた産業交流を本格化(持続化かつ自立化) するため、両地域の産業支援機関である(財)浜松地域テクノポリス推進機構、オプトネット協会、テューリンゲン州経済振興協会の 3者が平成22年3月2日に「産業交流協定」を締結し、両地域の企業による商談・販路共有のための相互訪問ミッションを実施しています。 |
今後は・・・
- 大学、企業、研究機関の研究者の交流
- 技術、企業、販路情報の共有
- コーディネータ、事務職員の交流
- その他産業交流活動
を実施し、国際連携による光・電子産業の振興を図っていきます。