安井農園＜袋井市＞

IoT技術と当園ノウハウを融合させたメロン栽培の確立

　安井農園では、70年以上前から袋井市でメロン栽培を営んでいます。メロン栽培に適した袋井地区の立地を活かし、50年前にいち早くメロン専門農家となり大規模化に着手しました。周年栽培ができるアクリルハウス14棟で栽培しており、マスクメロンの栽培を強みとしています。
　近年では、メロン農家の減少・高齢化・人手不足の問題により生産量も減少している中、当農園ではIoTを活用したメロン栽培システムを確立し、より高品質なメロンの安定供給を行いたいと考えていました。この度、地元金融機関からの紹介で財団の存在を知り、財団の経営CD・知財CDと面談を重ねる中で、「経営革新計画」の認定を受けると良いことが分かりました。そこで、申請の作成支援を受け、計画を申請し採択を受けることができました。また、システム導入に伴い、「経営革新補助金」や「ものづくり補助金」等が活用できることを助言していただき、IoTを進めていくきっかけを作ることができました。