川﨑工業株式会社＜菊川市＞
自社の技術を活かして、商品企画から開発まで
川﨑工業株式会社は、1940年に自動車用ジャッキの製造からはじまり、その後、自動車エンジン部品の製造メーカーとして、アルミ鋳造・切削加工を中心に事業展開しています。アルミ部品で低燃費、軽量化という自動車産業のニーズを支えています。
今後、電気自動車（EV）が普及していくとエンジン部品が減少し、当社の製品の需要も減少するのではとの危機感を持ち、2018年に商品開発部門を立ち上げました。そして、新商品開発のプロセスを学ぶために浜松地域イノベーション推進機構の自社製品開発スクールに参加しました。スクールでは、ゼロから商品企画をし、試作まで行いました。
その経験を活かし、当社のコア技術の『ジャッキ』を災害時の人命救助に活用できるような商品開発を行い、レスキュージャッキ『AGETECO』を開発しました。この製品はメディアにも取り上げられ、次の商品開発の弾みになっています。
