株式会社ディーシーティーラボラトリー<浜松市北区>
知財相談事例
同社は画像処理関係を主要業務とし、特に素材欠陥検査ユニットを樹脂フィルムメーカーに納入している実績を持っています。
同社が新たに開発した「透明体・鏡面体の欠陥検査装置」を販売していくうえで、特許調査や特許出願をどうしたらよいかの相談を受けました。
無料の特許DB(特許情報プラツトフォーム)を使用しての特許調査方法を説明し、同社社長自らが300件近くのこれまでの特許出願を精査し、当方と打合せましたところ、特許問題はないことが分かりました。一方で、今回の開発装置を販売していくうえで、特許出願をしておきたいとのことで、300件程の特許調査結果も踏まえて出願検討を行なったところ、代理人を使わないで自社出願をすることになりました。この自社出願について、種々のアドバイス、支援を行って特許出願することができました。
同社社長からは、「ベンチャー企業は、販路の切り口として、営業先メーカーにいかにして最初のテーブルに付いて貰うかがポイントであり、そこに特許が役立つことを実感しました。特許の活用についてTPOを踏まえた柔軟な助言をいただけたと思います。また、永年実務された知財経験に基づくアドバイスは高い信頼を感じると思います。」とのお言葉がありました。