A-SAP

A-SAP - 光技術、電子技術を活用した産学官金連携イノベーション推進事業

成果事例

高性能ドローン開発のための動力モータ設計・試作

Information

株式会社キャップ

静岡大学工学部

実施期間
2019年5月~2020年3月
申請企業
株式会社キャップ 会長 髙井 三男
プロジェクトリーダー
朝間 淳一:静岡大学 学術院工学領域 機械工学系列 准教授
スカウト
髙橋 一樹:静岡大学 イノベーション社会連携推進機構 産学連携推進部門 客員教授
ビジネス財務コーチ
石塚 昇平:浜松磐田信用金庫
インタビュー動画
インタビュー動画(ダイジェスト版)

高性能ドローン(空飛ぶ軽トラック)の開発に向け、圧粉磁心の特性評価およびスケールダウンモデル・ドローン用の高性能モータの設計、試作を行った。これから製品化に向けた知見や課題が得られた。

課題
アキシャルギャップ型モータの重要構成部材であるコアを、自社固有技術を生かした圧粉磁心の成型技術にて開発・製造に着手している。
大出力のモータを軽量化できる可能性をもったこの技術を活かし、最終目標とする高性能ドローン用のモータ開発に向け、専門家による知見を得るためにA-SAPに依頼した。
プロジェクト概要
支援依頼企業で試作したサンプルごとに圧粉磁心の鉄損を測定し、その結果をフィードバックして次のサンプル試作につなげた。最終的には、支援依頼企業に対して圧粉磁心の設計製作指針を示した。
その指針に基づいたモータおよびそれに適合するインバータを試作した。これによりベンチマークとしているドローン用モータの性能を上回る最大効率94%が確認された。
期待される効果
得られた圧粉磁心の知見を輸送機やモータ製造メーカーにPRし、この応用を拡大していく。
そして最終目標である高性能ドローン用モータ開発にチャレンジする。
関連した光技術
ドローン

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