お知らせ
2020.10.27
「A-SAP 産学官金連携イノベーション推進事業」 に係る第8期の募集および第6期のプロジェクト採択について
公益財団法人浜松地域イノベーション推進機構 フォトンバレーセンターは、中小企業の製品開発等における課題解決に向けて、案件に応じたプロジェクトチームを研究者等で結成し、光・電子技術の活用により課題解決を支援する「A-SAP 産学官金連携イノベーション推進事業」を実施しております。
本事業は年4回の募集を行っており、11月1日より第8期の募集を開始いたします。
なお第6期に応募申請のあった10社について、審査の結果4社の4件を採択しました。
【第8期 募集概要】
対 象 者 | 静岡県内に主たる事業所を有する中小企業者(中小企業基本法第2条に定める中小企業者) |
募集内容 | ・新製品や既存製品の高度化等のアイデア
・事業化にあたり自ら解決が困難な課題(技術支援の相談) |
支援内容 | ・アイデアを具現化するための試作品の製作と提供
・光・電子技術を活用した製品・サービスの開発に向けた設計(アルゴリズム開発等も含む)等 ※ 光・電子技術(大学等のシーズ)を活用するもの |
申込方法 | A-SAPホームページ https://www.hai.or.jp/pvc/asap/ より「お申込み」ボタンを押し、「A-SAPエントリーシート」に必要事項を記入の上、申し込んでください |
募集期間 | 2020年11月1日~11月15日
(次回募集は2021年2月を予定) |
プロジェクト経費・期間 | 1プロジェクトあたり500万円上限とし、期間は約6ヶ月 |
その他 | ・お申込みの際、A-SAPにて完了したプロジェクトの概要や、実施された企業および研究者のインタビュー動画などをご参照ください。https://www.hai.or.jp/pvc/asap/project/
・新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた取り組みとして、従来行ってきた訪問によるヒアリングをWeb会議でおこないます。また会議に先立ちヒアリングシートへの記入をお願いしますのでご了承ください。 |
【第6期 採択プロジェクト】
A-SAP 産学官金連携イノベーション推進事業 第6期 承認プロジェクト一覧 | ||||||
期 | 企業名 | 所在地 | プロジェクト名 | プロジェクト概要 | プロジェクトリーダー | |
機関 | 氏名 | |||||
6期 | 羽立化工株式会社 | 湖西市 | 省人力、工程短縮、高品質化による競争力向上が可能なバリ取り技術開発 | 無材料色依存・工程短縮が可能なバリ取り用レーザー先端ユニットの試作 | 学校法人光産業創成大学院大学 | 学校法人光産業創成大学院大学 光加工・プロセス分野 沖原 伸一朗准教授 |
6期 | 有限会社サシペレレジャパン沼津支店 | 沼津市 | LED光鍼灸の有効性のエビデンス取得 | 東洋医学の分野にて、古くから健康増進のために行われてきた鍼灸。 鍼灸師が行う問診・施術等の技能をIoT化し、無痛で安全、コンパクトで一般ユーザーが気軽に使える光鍼灸機の開発を目指す。 |
学校法人光産業創成大学院大学 | 学校法人光産業創成大学院大学 光バイオ分野 兼 バイオフォトニクスデザイン分野 横田 浩章准教授 |
6期 | 有限会社アステック開発 | 浜松市 | 金属特性非破壊測定システム開発 | 硬度の異なる金属に対して、交流磁気計測技術を基に、非接触・非破壊での硬度測定方法の検討・構築を目的とする。 | 国立大学法人 静岡大学 |
国立大学法人静岡大学 学術院工学領域 機械工学系列 朝間 淳一准教授 |
6期 | サンファーム中山株式会社 | 袋井市 | 夜間野菜収穫用人工太陽光照明システムの試作開発 | トマトの収穫作業において夏季期間は、ハウス内が40℃以上になる日が多く、収穫スタッフの健康管理とトマトの品質に気を使いながら、予定量の収穫を行わなければいけない。そこで一般的な光源のヘッドライトでの夜間収穫を試みたものの、昼間収穫との色の差が大きく品質的な問題となった。本プロジェクトはそれを解決するための照明システムの試作品を作るプロジェクトである。 | 国立大学法人 静岡大学 |
国立大学法人静岡大学 学術院工学領域 電気電子工学系列 大橋 剛介教授 |