浜松・東三河ライフフォトニクスイノベーション

浜松・東三河ライフフォトニクスイノベーション

全体構想

「浜松・東三河ライフフォトニクスイノベーション」 から基幹産業化を図る。

この度、これまでの取り組みの成果を継承し、さらにグローバル展開を視野に入れた事業化等を地域の総力を挙げて強力に推進するため、新たに愛知県並びに地域金融機関の参画をいただく中で、文部科学省を始め、経済産業省、農林水産省の共管による「地域イノベーション戦略推進地域」事業に16提案機関連名のもとに応募し、平成23年8月1日に「地域イノベーション戦略推進地域」の「国際競争力強化地域」として選定された。
産学官金が横の関係で結び付く水平連携型(ネットワーク型)の産業構造を構築し、最先端の光・電子技術を基盤として、「ライフフォトニクスイノベーション」を展開し、「輸送機器用次世代技術産業」「新農業」「健康医療産業」「光エネルギー産業」の新産業4分野の基幹産業化を図ることにより、より良いQOL(Quality of Life)を志向する安全・安心・快適で持続的に成長可能な社会を実現する。

4つの構想

  • グローバルな研究開発と事業化を推進するため、地域産学官金が課題と解決策を議論し合い、イノベーション創出の場となるオープンイノベーションのための知のプラットホームを地域内に設置する。

  • 幅広い産業分野への応用が期待される光・電子技術を基盤として、新成長産業に参入するための革新的人材を、本地域において多数育成・輩出するため、多層的・複合的な人材育成システムを確立する。

  • コーディネーターの質の向上と人材養成の取組みを充実させるため、コーディネーター相互の連携を進めるとともに、新技術・新製品開発やその成果の実用化・事業化を統括的にマネジメントできるプロデュース能力を持った人材を育成する。

  • 提案機関が持つ国内外のネットワークを有効に活用し、新たに設置する国際技術動向調査ユニットをシンクタンクとして最大限機能させ、グローバルな視点で研究開発から事業化までを着実に進め世界市場に向けた出口戦略を充実させ、これを推進する。

事業紹介

次世代リーディング産業浜松・東三河ライフフォトニクスイノベーションでは、地域の経済成長を引っ張る新たな産業として期待される、上の4つの次世代リーディング産業の基幹産業化を図り、持続的に成長可能な社会を目指し、より良いQOL(Quality Of Life)を実現します。

  • 次世代輸送機器に必要な材料および新素材を開発すると共に、自前の加工技術の推進を目指します。また、他産業(新農業)との連携による高齢化社会への農作業補助ロボット等への応用展開の検討を推進します。

  • 次世代輸送機器に必要な材料および新素材を開発すると共に、自前の加工技術の推進を目指します。また、他産業(新農業)との連携による高齢化社会への農作業補助ロボット等への応用展開の検討を推進します。

  • 植物工場の技術と栽培ノウハウを活用した高付加価値の農業ビジネスを展開します。また、豊橋技術科学大学では「最先端 植物工場マネージャー」の人材育成を行います。

  • 光電子技術応用の事業ポテンシャルを開拓し、積極的推進を図ります。光電子技術の創成として、光産業創成大学院大学の人材育成と連携した光産業応用を進めます。